背中の汗は放っておくと風邪になりやすい?汗を放置すると風邪をひきやすい理由について

子供の頃などはよく汗をかいたら早く拭きなさいと言われたり、汗をかいたまま放置すると「風邪をひくよ」と注意されたものです。

なぜ、汗をかいたまま放置すると風邪をひくのか、また、本当に汗をかいたまま放置すると風邪をひきやすいのかについて解説します。

汗をかいた後放置すると風邪をひきやすい理由

汗をかいた後に汗を拭かずに放っておくと風邪をひきやすいのか、と言えば、ひきやすいのかひきにくいのかで言えばやはりひきやすくなる可能性はあります。

そもそも汗というのは体温調節のために流れています(温熱性発汗)。高くなった体温を下げるために汗が流れ出ますが、かいた汗が外気に触れると温度を下げるように汗で湿った個所や服をそのままにしておくと必要以上に熱を奪い、体温を下げ過ぎてしまう場合があります。
※体温調節のために流れる温熱性発汗以外にも「精神性発汗」や「味覚性発汗」などがあります

一説には体が濡れていると乾いているときの約25倍もの熱が奪われるとも言われています。

その結果として体が冷えて、免疫力が低下した結果、風邪の症状を患ってしまう可能性はあります。

もちろん、冷えることだけが風邪の原因ではありませんので必ずしもひくわけではないですが、一つのきっかけになるということです。

背中の汗は大量に出て熱を奪う

そして当サイトでも重点的に取り上げている背中(背中の汗)というのは人体の中でも比較的汗をかきやすい部位で、その面積も広いため、発汗量も人体の中では最大になります。

かく汗の量については太っている人や多汗症の方など体質的に汗をかきやすい人ほど汗の量は増えますが、背中というのは「背中の汗の原因」でもお伝えしているように体質以外にも精神的な影響により汗が出やすい部位でもあります。

緊張を感じたときに背中に汗をかいたり、不安や恐怖によって背中がびっしょりになってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。寒気を感じた時に背筋(背中)がゾクッとなるのも一説には背中でかいた汗が冷えて体温が下がったために起こるとも言われています。おしっこをした後に身体がぶるっと震えるのを経験したことがあると思いますが、あれも体温低下により体温を温めるために震えていると言われています。

まとめ

汗をかいた後に汗をしっかりと拭かないと風邪をひくというのは直接の原因にはならずとも風邪をひいてしまうきっかけの一つにはなり得るものです。

他の風邪をひきやすい場面を考えたときに雨でずぶ濡れになったあと、着替えなかったり、すぐに身体を温めないと風邪をひきやすいのもある意味で同じことですね。

風邪を予防するためには汗をかいたらなるべくすぐに拭き取るなどケアを行うこと、特に背中の汗は量が出やすいのでしっかりとタオルで拭いたり、面倒だとは思いますがこまめにインナーを変えるのも有効です。または日ごろから汗が気になる人は制汗剤などを使い汗対策を施しておくこともおすすめです。

背中は肌と衣類が接触しやすく、比較的長時間接していることも多いです。放っておけば濡れたままで徐々に体温を奪われていくため早目のケアを心がけてください。

背中の汗の原因について ~体型・体質・性格が影響しているかも~

汗をかいてしまう部位にも色々ありますが、特に背中に汗をかいてしまい困っている方も多いです。

背中はもともと汗をかきやすい部位ではありますので、少しの汗ならあまり気にする必要はありませんが、背中の汗を止めたい、抑えたいと悩んでいるということは一般的にみて少し汗の量が気になっているということだと思われます。

夏になると背中に汗をかいてシャツの色が変わってしまっているサラリーマンや汗でブラウスが透けてしまい悩んでいる女性の方も多いと思います。少しであればいいのですが、色が変わってしまい好きな色の服を着れなかったり、毎回水をかぶったようにビショビショになっていては精神的にも辛いと思います。見た目も気になりますし、汗による臭いも気になってしまいます。

まず、そもそもの汗の原理ですが、汗は主に体温調節のために流れます。つまり、体に熱がこもるのを防ぐために流れているわけです。これは人間に備わった生理的機能で誰しも起こるものです。夏の暑い日には誰でも汗をかきます。

しかし、人よりも汗の量が気になっているということであれば、どこかに何かしらの原因があります。

例えば、体に熱の溜まりやすい太っている方なんかは人よりも汗をかきやすい可能性が高いです。もし今現在あなたが太っているということであればダイエットを実践することで汗は最低限抑えられるはずです。また、太っているという方は食事の量も多い人が多く、食事を食べたときの代謝による汗も増える傾向はあります。

また、単純に体型、体質以外の問題で精神的な要因により汗が出ている可能性も考えられます。精神性発汗と言って、緊張や不安を感じたときに汗は出ます。

症状の重い人であれば、多汗症の汗のように大量に汗をかき、背中をビショビショに濡らしてしまいます。

緊張や不安を感じていない、もしくは自覚していないこともありますが潜在的に「汗をかきたくない」と思っていると汗をかいてしまうこともあります。
意識しないようにして逆に意識してしまっているような状態ですね。

このように単純に汗をかく、背中に汗をかくといっても色々な原因があり、場合によってはそれぞれの要因が重なって汗が出ている場合もあります。

自分は何が原因となり汗が出ているのか、汗が出てしまっている状況を振り返ってみると原因が掴めるかもしれません。

背中用の制汗剤というものは売られておらず、直接的に防ぐには全身に使えるタイプの制汗剤や汗自体を止める薬などを飲むしかありませんが、対策として汗がわかりにくい服や仕事内容によっては空調機能の付いた服(作業着)などを検討してみるのも良いでしょう。